エーヴランドのおもてなしポイント

「朝は和食じゃなくちゃ」という和食党が少なくないからだ。 和食の場合、昼、夜には宿泊客以外の利用が見込めるので、一日の売上は通常、コーヒーショップより大きい。
特に、夜の食事や接待では、酒類が出るので売上額はグンと上がる。 宿泊客に朝食を提供するためには、とにかく一軒食事の出せる店を持つ必要がある。
それに該当するのが「コーヒーショップ」である。 ただしコーヒーショップといっても、街場にある喫茶店とは異なる。

もちろんコーヒー、紅茶も出すが、アルコール飲料も出すし軽い食事もとれる施設、つまり軽食堂である。 次の選択肢として考えられるのは、日本のホテルでは伝統的な「フランス料理店」である。
明治以来、日本のホテルではフランス料理が中心的存在であり、ホテルの一番大きなレストランは「メイン・ダイニングルーム」(ホテルの主食堂。 通称″メンダイ″)と呼ばれ、フランス料理を出していた。
このため、いまだにホテルの宴会メニューの基本はフレンチである。 和、洋(フレンチ)とくれば、次は「中国料理店」。
ホテルがレストランのひとつとして中国料理店を選ぶのは、日本人が中国料理を好むことが最大の理由だが、宴会料理のメニューを組む場合、「和洋折衷」プラス「中華料理」にすると、グッとバラエティが広がり、魅力が増すという意味もある。

そのうえ、中華料理には、和食やフレンチとくらべ、食材原価率が低くても、それなりに体裁のとれたボリューム感のある料理が出せるという利点もある。
和食の延長線上として、「寿司店」や「鉄板焼き店」を独立した形で持つホテルも多い。 さらに、最近のトレンドとして、イタリアン、スペイン、地中海料理など、世界の味を提供するホテルも増えている。
コーヒーショップの特徴を箇条書きにしてみると、次のようになる。 早朝から深夜までと、営業時間が長い。

海外のホテルでは24時間営業のところもケースが多い。 ほとんどのホテルには、コーヒーショップヨーヒーハウスとも呼ばれる)がある。
このホテル内コーヒーショップは、朝食、ランチ、午後のティータイム、夕食、深夜スナックという″5つの顔″を持っている。 売上の約半分はコーヒーであり、喫茶店的な色彩も濃い。


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